TOPへ戻る  >   戻る

じゅんれい


じゅんれい
病原体を区分する。
つい先日、ネズミサシの枝枯れ病が発生した樹がもちこまれた。
そこで、その病気の樹をモデルにして考えてみたい。
まず、病気を知るためには病原菌のことを知らなけれぱならない。
植物に病気を発生させる病原体.病原菌・微生物などは、だいたい次ぎのように分けられる。
①ウイルス(VirUS)。
非常に小さいので、濾過性病原体と呼ばれた時代もあった。
景近ではエイズ(AIDS)の病原体として、悪名が高く一般に知られるようになったが、植物の病気としては、モザイク(梅の新葉や、トマ十などが、縮れるもの)の病原体がある。
これは、あまりに小さいので、病原菌の中には含まれず、別に病原体として扱われている。
②細菌(さいきん)。
多くの動植物に加害するバクテリアをいう。
身近なものでは、赤痢菌・コレラ菌などが知られている。
③菌親(きんるい)。
病害虫を起こす微生物のうち、黴(かび)の伸間を菌類と呼び、細菌とは別に扱っている。
④その他。
その他のものでは、②にも③にも入らないものに、線虫類(せんちゅうるい)がある。

お好み TOPへ戻る