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用土が完全な粒状をなし、かつ微粒子がなけれぱ,当然粗孔隙がありますから,潅水した水はよく透遡するので、水不足になる心配はありません。 表土が早く乾燥すると、用土全体が早く乾くよう誤認する方もありますが、表上が早く乾くのは、根の水分吸収の影響もあるのはもちろんのこと、最大のものは粗孔隙により毛管現象が絶たれ、下孵の水分が上がってこないからです。 水の透過の極めて輿い鉢では、充分潅水した後、-1二時開溌過して表ヒが乾さ始めた時でも、鉢を傾けると水が流出することがあります。 毛管孔障は毛管水によって液韻を庁り,盟孔縣は仁凪糊を作ります..駄鉢やスリ鉢では正にそのとおりですが、平鉢の場合ば.底離朋土の唖孔阪は数ミリメートルの厚さの部分が、表面張力によって液梱を形成します、 墹土は粒径が大きくなるほど気相が大きくなり、液相が低下する傾向にあります.この傾向は変わりませんが、底の平らな鉢の場合.前記の表面張力が勘きますので、保水力は試験データーよリ大きくなります。 以上のようなことから.表土の乾くような鉢は、一見水不足になりやていようでいて実際は水が充分補縦され.かつ根の呼吸に必要な空気も充分あるため生育がよいわけです。 |