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高温時の樹木生理。
生育適温と生育限界温度は植物生理活動の主要なものが、光合成(生慶)と呼吸(消費)であることはどなたもご存知のことです。
あらためてその要点を紹介すると以下のようになります。
樹種によって差はありますが、→般に光合成は気温が15℃くらいから活発になり、27℃から30℃ほどで頂点に達します。
そしてこれより高温になると、光合成活動は低下します。
呼吸作用はかなりの低温でも行っていますが、高温になればなるほど激しくなります。
しかも一定の限界温度を越えると今度は呼吸できなくなります。
これを「生育限界温度」といいます。
この光合成による炭水化物の生産と、呼吸による炭水化物の消費との差が養分として蓄積し、樹木の肥大につながるわけです。
この温度帯を「生育適温」といいます。
しかし、30℃以Lの高燃になると、呼吸作用が激しくなり、生潅暁より消費股が多くなり、樹木は肥大できないばかりか、疲弊してきます。
したがって樹木の耐暑性とは、この生育適湿および生去11限界温度が高いか低いかが基準になります。

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