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思い出温泉風景


温泉風景
コナラ ブナ科の落葉高木。
山野でよくみかけるドングリの木です。
コナラもまた野趣ある鉢植樹として名のみ高く、好感を持たれる樹種の割には鉢植は少ないものです。
原因のひとつはやはり枝ができにくいということのようです。
葉も趣のある形状ですが比較的大きめで、培養による小型化も難しいものが、あります。
実成りについては、盆樹では難しい方でなかなか付きません。
比較的実付きの良い性も以前見つけられましたが、普及しているとはいいがたいのが現状です。
雌雄異花同株で、雄花は黄褐色で長く下がり、雌花は枝の基部に腋生します。
コナラの場合も短果枝上に花芽分化し、翌春、雄花、雌花が咲き結実するわけです。
したがって花芽分化を促すためには、短果枝を作ることとも、いえます。
方法としては徒長枝を作り、伸びする勢いをその方に振り向け側枝を充実した短枝に作ることが考えられます。
いずれにして雄花、雌花の開花時期や人工受粉のやり方、何本かの樹を並べて置く方法など、よく解っていない点の多い樹種です。

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